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全館空調システム「スマートブリーズ・エース」が2020年度「省エネ大賞」受賞

株式会社デンソーエアクール(本社: 長野県安曇野市、社長:西山 宏)及び三井ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、社長:池田 明)は、2020 年度 「省エネ大賞」(主催:一般社団法人省エネルギーセンター、後援:経済産業省)の製品・ビジネスモデル部門において全館空調システム「スマートブリーズ・エース」(2018 年販売開始)で「省エネルギーセンター会長賞」を共同受賞いたしました。

全館空調システムは1台の機器で家全体の暖冷房をおこない、家じゅうすみずみまで快適な温熱環境を実現。また、熱交換換気・高性能フィルターにより、空調負荷を減らしながら家全体をいつでも新鮮な空気で満たすことで、コロナ禍の新しい生活様式においても健康的な暮らしをサポートします。

受賞製品「スマートブリーズ・エース」は、近年の脱炭素社会に向けたさらなる「省エネ化」、ならびに住む人のライフスタイルの変化に合わせた「フレキシブルな空調利用」を両立するため、次の4 つの機能を新たに搭載しました。これに加え、住宅本体の「高気密・高断熱化」により空調負荷を減らし、従来比で最大約50%※1の省エネ化を達成しました。

【「スマートブリーズ・エース」4つの新機能】

1.「個別風量制御機構(VAV制御※2)」 

設定温度と室温状況に応じて電動可変ダンパーが開閉することで、各居室への送風量を可変させながら効率的に空気を供給するVAV制御を搭載。暖冷房を使わない時間帯や普段からあまり使わない居室の設定温度を「緩め設定」または「換気送風のみ」とするなど、ライフスタイルに合わせた使い方を可能とすることで省エネルギー性能を高めます。

2.「省エネ運転制御(在宅エコ運転・外出エコ運転・スケジュール運転)」

在宅時には室内の温湿度に応じて自動で設定温度を調整。外出時には、エコ運転にすることで省エネ化をはかります。また、生活パターンに合わせたスケジュール運転機能も備えており、1日をお好みの時間に分け、運転モード・温度が設定可能です。

3.「季節協調モード」

デンソー製HEMS※3と連動し、気温予報をもとに自動で暖冷房、送風などの空調設定を切り替えることで快適性・省エネ性が向上します。例えば暖冷房をしなくても快適であると予測できる日は、運転を控えて自動的に送風運転に切り替え、省エネ化をはかります。

4.「除湿運転」の省エネルギー化

従来の再熱除湿※4冷房除湿※5を組み合わせることで、快適性を保ちながら省エネ性を向上します。

当社は今後も「熱技術で社会の小さな声にも応える」というコーポレートミッションのもと、持続可能な社会の実現をめざした健康で快適な環境に寄与する技術・製品開発を進めてまいります。

※1. 当社2015年従来機 暖冷房一次消費エネルギー量比。

※2. 各部屋の室温と設定温度との差に応じて、ダンパー開度を可変させるシステム。世界の自動車メーカーに対し約5,000万台の納入実績(2011年12月~現在。同型の流動実績)がある自動車用サーボモーターを温度制御の要となる可変ダンパーに採用しています。

※3. HEMS とは「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略です。家庭で使うエネルギーを節約するための管理システム。家電や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」し、家電機器を「自動制御」します。

※4.「再熱除湿」は、冷房で除湿した空気と暖房で暖めた空気を混ぜ合わせることで温度を下げずに湿度を下げます。

※5.「冷房除湿」は微弱な冷房運転によって湿度を下げます。

【省エネ大賞とは】 (一般財団法人省エネルギーセンター様HP より)

事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネ取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するもの。この表彰事業では、公開の場での審査発表会や受賞者発表会、さらには全応募事例集や受賞製品概要集などを通じ、情報発信や広報を行うことにより、わが国全体の省エネ意識の拡大、省エネ製品の普及などによる省エネ型社会の構築に寄与することを目的としている。 (https://www.eccj.or.jp/index.html)